リフォーム、修繕、リノベーションの違いとは

こんにちは。宮城県仙台市を拠点にお客様が安心して生活できるような住まいになるようにリフォームを行っている、合同会社You&Meです。弊社は、古くからある住宅が多い仙台で、様々な問題を解決すべくリフォームを行ってきたため、どのような地域の環境であっても対応できる技術や知識があります。美しさだけではなく機能性や快適性も兼ね備えた空間にリフォームしていますので、居心地の良い空間にすることができます。いつでもご要望に応えられるように年中無休で対応しておりますので、お気軽にご連絡ください。

リフォームと似た言葉で修繕やリノベーションというものがありますが、その違いについて説明できる方は少ないのではないでしょうか？どれも「なおす」といった行為ではありますが、目的や範囲などが違ってきます。しかし言葉を聞いただけでは、今の住宅に必要なのはどれなのか分からないですよね。そこで今回は、「リフォーム」「修繕」「リノベーション」の違いについてお話していきます

リフォームとは改善や改革を意味する言葉で、経年劣化してしまった部分を直したり交換したりすることで、新築の状態に近づけることを言います。リフォームでは壁紙を貼り替えたりユニットバスを交換したりなど小さな規模で行われます。

・メリット

施工する範囲が小さいため工期が短くても、効果を感じやすいことがメリットです。例えばトイレのような狭い空間であれば早くて数時間で終わってしまうこともあります。施工内容や場所にもよりますが、数時間から数日、長くても1ヶ月もあれば工事が終わるため生活に支障が出ることも少ないでしょう。また部分的に手を加えることが多いため、完成像がイメージしやすいこともポイントです。

・デメリット

小さな規模でなおしていくため、設計の自由度は下がってしまいます。そのため、イメージ通りの空間にできない場合があることは覚えておくと良いでしょう。また、デザイン性を重視したい場合はリノベーションの方が適しているかもしれません。

修繕とは、建物の損傷や劣化した部分を直すことです。例えば床の凹みやドアの立て付けなど、年月を経ることで起きる問題を解決し、建物の安全性や快適性を保つために行われます。細かい部分を直すため、リフォームよりも効果を感じにくく後回しにされてしまうこともありますが、安心できる住まいにするためには必要不可欠なことです。

・メリット

建物の安全性を保つために都度行うため、早い段階で劣化を発見して修繕を始めることができれば費用を抑えることができます。建物の寿命を延ばすためにも定期的に行うことが大切です。

・デメリット

リフォームやリノベーションのように計画的に行えることでは無いため、予想外の大きな出費となってしまう場合があります。発見が遅れた分だけ住宅がダメージを負ってしまうため、定期的にチェックをしておきましょう。

リノベーションは修復や刷新を意味する言葉で、改修をすることで建物の価値を高めることです。中古物件を購入し、暮らしやすいように壁を取り払ったり配管を工夫したりなど住まいを作り替える際に良く使用される言葉です。リフォームや修繕に比べて大規模な工事が行われることが特徴です。

・メリット

規模が大きいため、設計の自由度が高く理想の住まいにしやすい事がメリットです。ライフスタイルの変化によって家全体の使い勝手を良くしたい場合に選択すると良いでしょう。また、家全体でイメージを統一したい場合にも最適です。そして、リノベーションしてしまえば理想の住まいにすることができるため、物件を探す際の幅も広げることができます。

・デメリット

リフォームや修繕よりも規模が大きいため費用がかかってしまうことがデメリットです。中古物件を安く購入できたとしてもリノベーションに費用がかかってしまい、新築物件とあまり変わらなかったという可能性もあるためしっかりと検討しましょう。また、工期も長くなることが多く工事の規模や建物によりますが、1ヶ月～4ヶ月はかかる可能性があります。その際には仮の住まいが必要になってくるため注意しましょう。

「リフォーム」「修繕」「リノベーション」はどれも住宅をなおすために使われる言葉ですが、違いがあり建物の状態やどうしたいかによって選ぶ方法は変わってきます。どの方法も快適に過ごすためにできることであるため、必要に応じて選びましょう。