命を守る！耐震補強リフォームについてプロが解説！

こんにちは！仙台市を中心にお客様の希望に寄り沿ったリフォームを提供している合同会社You＆Meです！リフォームをご検討するタイミングで、お住まいの防災レベルの見直しをされる方は非常に多いです。特に、地震対策に関しては、甚大な被害をもたらす災害ということもあり、必ず施工時に意識するポイントになります。地震対策に重点をおいたリフォームを一般的に「耐震補強リフォーム」と呼びますが、その必要性や工事の内容に関しては、認識が曖昧になっている方も少なくありません。そこで、本記事では、耐震補強リフォームの必要性について詳しくご説明したあと、その方法についても具体的に解説致します。

地震は、時としてかけがえのない生命や財産を奪ってしまうような非常に恐ろしい災害です。住宅の耐震補強が不十分だった場合、倒壊や地盤沈下に巻き込まれるリスクが高くなり、取り返しのつかない事態になってしまう危険性があります。そこで、大きな地震が発生した場合でも建物が揺れに耐えることができ、居住者の身の安全を確保することはもちろん、家具や家財道具の損壊も防げるような耐震補強リフォームによる徹底した安全対策が不可欠になってきます。

耐震補強リフォームを実施し地震に強い住宅にすることで、建物自体の経済的価値も向上します。建物の経済価値は、実際に生活しているときに意識することは少ないかもしれませんが、将来引っ越しのためにお住まいを売却するような場合には非常に重要なものとなってきます。また、建物の価値に関しては、生活をしていく中で実感できるものもあります。特に、耐震補強リフォームによる安全対策は、居住者に安心を提供してくれる非常に有意義なものです。

住宅を支える土台となっている基礎部分は、耐震性について考えるうえで最も重要になってくる部分です。耐震補強リフォームを行ううえでは、既存の基礎に新しく基礎を増設することで強度を高めるといった手法がよく用いられます。また、この作業の際に使用する補強材としては、鉄筋やコンクリートのような特に強度の高い建材を中心に使用し、徹底的に耐久性を上げることに重きを置いた施工がなされます。

住宅が倒壊する主な要因のひとつに、地震の揺れによる衝撃に壁が耐えられずに崩れてしまうというものがあります。そのような事態を防ぐためにも、耐震性の高い耐震壁を建物に追加し、建物全体の耐久度を高くするような補強工事が行われます。また、耐震補強リフォームの手法として、壁に筋交いを設置することで、横揺れに対する耐性を高めるといったものもあります。

屋根が崩れることで建物がつぶれてしまったり、屋根の下敷きになってしまうようなケースも存在します。このような事態を防ぐために、屋根を軽量化することを目的とした耐震補強リフォームが盛んに行われています。具体的な施工方法としては、瓦などの重い屋根材を軽い素材に変更し、建物の重心を低くして耐震性を上げるといったシンプルなものです。また、地震時に落下しないように、屋根を固定する作業も併せて行います。

床が崩れることで地震の被害が拡大することもあるため、リフォームにより補強することが必要になってきます。特に、建物全体の剛性を高めることに重点が置かれ、一階部分を中心に入念な施工が行われます。また、柱や梁を金具を使ってしっかり固定することで、床との接合部の強度を高め、倒壊しないような建築構造にしておくのも重要です。