マンションリフォームのポイントって？

こんにちは！仙台市を中心に住宅の幅広いリフォーム施工を行っております合同会社You＆Meです。マンションのリフォームを行いたいと検討している方には特に、事前に把握しておいてほしいポイントがたくさんあります！今回はそんなポイントを一つずつ解説していきますね。

まず、マンションは複数の住民によって生活が成される共同住宅でもあります。その為、マンションの構造部分に当たる共有部分にはリフォームで手を加える事は出来ません。あくまでも、契約主の所有地に当たる『専有部分』のみ工事を行えるという点を把握しておきましょう。また、そのマンションの管理規約にてリフォーム項目に定めがある場合もあります。事前にしっかりと確認しておきましょう。

では、どの部分が具体的に専有部分に当たるのでしょうか。以下が主な場所になります。

• 内装部分：壁紙の張り替えから室内のドアや建具の変更、システム収納などの設置も自由に行う事ができます。
• 玄関ドアの内側塗装：玄関ドア自体は共有部分に当たるためドア交換は自由にかないませんが、ドアの内側の塗装であれば行うことができます。
• コンセント増設：使用量をオーバーしない程度であればコンセントを増設することができます。
• 水回り設備交換：排水管と換気扇の移動距離が大がかりにならない場合であれば、水回り設備のリフォーム工事も可能です。
• 床暖房設置：床暖房設置をすることは可能ですが、使用するために必要になる電気およびガスについて、その住宅で使用可能と定められている範囲に限られていきます。

マンションリフォームの際に、そのマンションの規約や建て方によって変更できるかどうかが変わる点があります。

• 換気扇移設：排気ダクトを移動させることで吸い込み自体が悪くなってしまう可能性があるため確認が必要になる。
• エアコン増設：エアコン増設をするにあたって、その部屋に配管のための穴があるかどうかが重要。ない場合にはエアコン増設は出来ません。また増設できたとしても電気使用量にも注意が必要です。
• フローリング張り替え：下の階への騒音問題から交換することができないように定められているケースがあります。
• ガーデニング：避難用通路として万時の際に使用できる程度にしかガーデニングは不可です。
• バリアフリー工事：工事を行う際に配管が通っていたりする事でフラットにしきれないケースもあります。
• 排水管移動：移動距離が長い事で水の流れが悪くなるため注意が必要。また、古い建物の場合はそもそも移動できない設計になっている事もあります。
• IHヒーター交換：消費電力が大きくなってしまうため、電気容量内で使用可能かを見極める必要があります。

マンションリフォームでは出来ない、共有部分はいかになります。

• 玄関ドアの交換
• 窓ガラス・サッシの交換
• パイプスペースの移設

また、マンションの構造によってもリフォームの自由度が変わります。

• RCラーメン構造：柱と梁で支えるため部屋の隅にどうしても凹凸ができます。その反面室内の間仕切り壁は取り外し可能なケースが多く自由度の高い設計ができます。
• RC壁式構造：床・壁・天井すべてで建物を支えている為撤去できない間仕切りなどが存在します。

今回はマンションリフォームのポイントについて解説してきました。共有部分になる部分はどうにもリフォームで触る事は出来ませんが、ある程度自由が利くため理想の間取りをイメージしていくことができます。ポイントを踏まえ、後悔の無いリフォーム設計を進めていきましょう。