リフォームで受けられる控除について｜適用工事の場合には積極的に利用しよう

こんにちは！仙台市を中心に住宅の幅広いリフォーム施工を行っております合同会社You＆Meです。自分たちの所有する建物、リフォームをしてより住みやすい環境に整えようとする場合、理想的な間取りを検討するのに合わせてかかる費用についても頭を悩ませることでしょう。そんなアナタにぜひ把握してほしい！リフォームする内容によっては、控除を受けられるケースがあるのです！今回はそんなリフォーム控除について解説していきます。

既存建物において耐震リフォームを行った場合、固定資産税および所得税の控除を受ける事ができます。

■最大控除額：25万円

【対象内容】現行の耐震基準に適合する耐震改修工事

1981年5月31日以前に建てられた建物が対象となり、詳しい要件を満たす場合に制度の対象となる。

高齢者や障害者と生活をするために必要なバリアフリーリフォームを行った場合、固定資産税および所得税の控除を受ける事ができます。

■最大控除額：20万円

【対象内容】

• 廊下などの幅を拡張する工事
• 各所手すり取付
• 浴室やトイレの改良
• 階段の勾配緩和や解消工事
• 出入口扉の改良
• 床材の変更など

50歳以上の方や要介護・要支援認定を受けている方との同居が前提であったりと、詳しい要件を満たせる場合に制度の対象になる。

断熱性の向上などをはじめとする省エネに役立つリフォームを対象に、固定資産税や所得税の控除を受ける事ができます。

■最大控除額：25万円

【対象内容】

• 窓の断熱工事
• 床・天井・壁の断熱工事
• 太陽光発電設備設置
• オール電化変更工事
• 効率空調設置や給湯器設置

省エネリフォーム控除を受ける際、窓の断熱工事が必須要項であるケースもあるため、この制度を利用したリフォームを検討する場合には特に注意して工事内容を検討していきましょう。

三世代が同居するために行うリフォームの場合に、所得税の控除を受ける事ができます。

■最大控除額：62.5万円

【対象内容】

• キッチン/トイレ/浴室/玄関の増設

※リフォームを行う事で上記4つの項目の内、2つ以上で複数あるリフォームを対象とする

依頼する工事の総額が50万円以上である場合など、細かな要項がありますので、事前に十分にチェックしておきましょう。

建物の耐久性を高める事で長期的に優良な住宅にすることを目的としたリフォームを行う場合に所得税の控除を受ける事ができます。

■最大控除額：他のリフォーム控除と合わせる事が必須

【対象内容】

• 小屋裏へ点検口を付けたり換気性を高めるためのリフォームを行う
• 床下へ点検口を付けたり湿度管理のための対策を行う
• 外壁材を通気構造に変更
• 浴室や脱衣所の防水性向上
• シロアリ対策

この控除を受けるためには細かな要項をクリアしていく必要があるため、検討する際には事前に十分に把握しておく必要があります。

子育てを行いやすい住まいにするために行うリフォームが控除の対象になるケースもあります。

【対象内容】

• 子供の転落など事故を防ぐための工事
• 対面キッチンへの交換工事
• 防犯性を高める工事
• 窓や壁の防音性を高める工事
• 間取り変更のリフォーム

申請者が40歳未満で配偶者がいる事など、子育て世代という決まりがある制度になるため要項をしっかりと確認しておきましょう。

今回はリフォーム工事で受けられる控除の種類について解説してきました。いずれも細かな要項がありますので、対象のリフォームを検討している場合には、対象になるために必要になる内容を把握した上で適用になるかを判断していきましょう。